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家族生活文化

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家族生活文化

01韓国家族の特徴

韓国の家族生活は、他の国とは異なる固有の特徴がある。その特徴を理解することが、家族生活 への適応や韓国文化を理解する上で大きく役立つ。家族文化は個々の家庭や地域によって異なる。 韓国は昔から儒教文化の影響を受けてきた。そのため、韓国の家族文化が他の儒教文化圏の国々 と似ている部分も多いが、急速な産業化と共に韓国の家族文化も変わりつつある。

(1)家族関係

  • 家族構成員一人ひとりの幸せはもちろん、家族の団欒を最も大事にする。
  • 家族内の上下関係と秩序を大事にする。家庭では父母や祖父母、親族の目上の方を敬うことを教える。
  • 成人した子供が年老いた親と同居して扶養する場合もあるが、老後を一人で自分の家で、あるい は配偶者と共に過ごしたいという親たちの意志が高まっている。
  • 多様化した社会と認識の変化、その他様々な要因によって家族の姿は多様化している。ひとり親 家族、祖孫家族、多文化家族、養子縁組家族、再婚家族、独り暮らしなど様々な形の家族に対す る個人的、社会的受容度高まっている。

(2)夫婦関係

  • 夫婦間の関係も大事だが、家庭内における子としての役割、親としての役割を十分に果たすこと をより重んじる。
  • 家族に関する事で夫婦が二人で相談し意思決定を下し、女性と男性が同じように家族の扶養や 子どもの世話、家事に責任を持つべきであるという意識が高まっている。
  • 配偶者とのコミュニケーション満足度が高いほど、また、子どもの世話の分担に対する満足度が 高いほど、全般的な夫婦関係の満足度が高くなっている。

(3)家族生活への適応

結婚を通じて家族関係、生活様式、考え方が互いに異なる個々人が一つの家族を作るようになる。 そのため、家族生活に対する考え方の違いを調整することが、結婚初期には非常に重要となる。異 なる文化的背景を持つ二人が出会う国際結婚の場合、家族生活に対する考え方の違いはさらに大 きくなるという点を念頭に置く必要がある。配偶者との考え方の違いで家族生活に問題がある場 合は、次の方法をお勧めする。


  • お互いの家族文化を理解しようと努力する
  • 配偶者や配偶者の両親に家族の伝統について質問する
  • 家族生活での悩み事はコミュニケーションを通じて解決する
  • 一人で解決しようとせず、周りの人々に助けを求める
  • 専門相談機関のタヌリコールセンター(☎1577-1366)を利用する
  • このような方法でも解決しなければ相談員と相談した方がいい。最寄りの多文化家族支援センター、タヌリコールセンター (☎1577-1366)を利用しよう。

02言葉遣い

韓国では他の国と違って、同じ相手でも、状況によって呼び名が変わることが多い。また、韓国語 固有の称号と漢字語を混ぜて使っている。そのため、呼称や指称を間違えると無礼な人と思われて しまうこともあるため注意が必要だ。‘呼称’というのは誰かを直接呼ぶ言葉で、‘指称’とはある人の ことを他人に話すときの呼び名だが、これらを合わせて‘称号’という。

(1)敬語と普通語

韓国語は相手の年齢、関係の親密さ、立場などによって表現法が異なる。相手を高める「敬語」と 一般の人が日常に用いる「普通語」がある。

  • 相手の年齢が年上であったり、役職が上である場合、また公的(Public)な場所では敬語を使う。
  • 相手が友だちだとか、年下だとか、子供である場合には普通語を使う。
    例)
    パン モクタ (普通語) / チンジ チャプスシダ (敬語)
    コマウォ (普通語) / カムサドゥリムニダ (敬語)
    チャル イッソ (普通語) / アンニョンヒ ケシプシオ (敬語)

03家庭生活で記憶し祝う日

家族生活には子供の誕生、結婚、死など、さまざまな出来事がある。それは個人や家族にとってとても重要なことであるため、一緒に喜び合い悲しみ合うのが礼儀とされている。

(1)誕生儀礼

  • 100日:韓国では赤ん坊が生まれて100日目になる日を記念する。100日の食べ物には、米の粉 を蒸して作るお餅、赤小豆で作った黍団子、わかめスープを用意し、清潔な新しい服を着せてお 祝いする。
  • トル:赤ん坊が生まれて1歳になる初めての誕生日に親戚や知り合いを招いて満1歳の誕生日パ ーティーをする。赤ん坊には韓服を着せて初誕生日の祝いの膳を用意する。伝統的に初誕生日 の祝いの膳にはペクソルギ、ソンピョン、きびだんごを用意し、赤ん坊の健康と幸せを願ってトル チャビ(赤ん坊が何をつかむか見る)という特別な儀式をしたり、徳談(幸せを祈る言葉)と一緒に 贈り物を贈る。最近では食堂で初誕生日の祝いの膳を準備する場合もある。
  • 誕生日 : 生まれた日を意味し、目上の人の誕生日は「生辰」という。韓国では誕生日の朝にわか めスープを食べるのが伝統になっている。各家庭の状況に応じて、家族や友達を呼んでパーティ ーを開いたりする。招待された人は、誕生日を迎えた人にプレゼントをしたりお祝いのお金を渡 したりする。
  • 현대식 돌상차림
    < 現代のお祝い膳 >

(2)婚礼(結婚)

伝統的な方式の結婚式と現代式の結婚式があるが、伝統的な方式の結婚式は現在ほとんどなくな り大部分現代式で行う。現代式の結婚式は結婚式場やホテル、教会、寺などでする。新郎はタキシ ード、新婦はドレスを着て結婚式をする。現代風の結婚式をしても、新郎新婦が両親や親戚に改ま って挨拶する伝統的な結婚式をすることもある。このような挨拶を‘幣帛(ペベク)’という。
次の統計庁の資料によれば、最近10年間、大韓民国の平均初婚年齢は次第に高まっている。

(3)還暦·古希の祝い(長寿を願う儀式)

  • 還暦:満60歳(韓国の年齢で61歳)になる年の誕生日を意味する。寿命が短かった昔、長く健康 に生きるのを祝って、子供が両親のために準備する行事だ。寿命が長くなったこの頃は簡単な祝 い儀式で済ませたりもする。昔は宴会中心であったが、最近は旅行に送ったり、現金を含んだ贈 り物を丁寧に準備して贈ったりもする。
  • 古希の祝い:満70歳(韓国の年齢で71歳)になる年の誕生日を意味する。近くの人々を招いて毎年 迎える誕生日よりも大きく誕生日のお祝いをして贈り物を贈ったりもする。

(4)葬礼

死者を葬る儀式のことをいう。亡くなった方の家族は喪服を着用し、死者には寿衣を着せる。通常、 お年を召した方々は生前に寿衣を用意しておく。喪服は家柄や地域によって違いがある。麻の生 地で仕立てられた喪服もあるが、白や黒の喪服が一般的だ。弔問*に行く人は、あまり派手な色の 服などは避け、なるべく白か黒の地味な服装のほうが望ましい。弔問は、遺族の意思を最大に尊重 し、祭壇に向かってお辞儀かお祈りをささげた後、遺族に対するお悔やみの言葉を述べる。お香典 は自分の収入に見合った額を包んで渡す。

  • 弔問 : 遺族にお悔やみをのべること

(5)祭礼

亡くなった両親を偲ぶ儀式は、故人の亡くなった日かその前日の夜に行われるが、やり方はいろい ろだ。参加者は慎ましい身なりで故人を偲ぶ気持ちを持つ。家族文化や個人の宗教によって異なる ことがある。

  • 忌祭祀 : 先祖が亡くなった日の夜に行う祭祀で、普通、先祖2代上までする。
  • 茶礼 : 民俗的な節日などに行う簡略な祭祀として、新年茶礼、寒食茶礼、秋夕茶礼がある。
  • 기제사
    < 霊供膳 >
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