就学前の子供は、保育園または幼稚園で保育や教育を受けることができる。
多文化教育政策学校(幼稚園)に指定された幼稚園では、ヌリ課程を介して多文化幼児のための言語 や基礎学習などのカスタマイズ型教育を支援し、すべての幼児と保護者を対象に多文化理解教育プロ グラムを運営する。全国131ヶ所の幼稚園(2018年現在)が多文化教育政策学校(幼稚園)に指定され ており、市·道教育庁または多文化教育ポータル(www.edu4mc.or.kr)を通じて居住地域の多文化教育政 策学校(幼稚園)を確認することができる。
小学校就学前のすべての乳幼児(0〜5歳以下)は、保育園(0〜5歳)や幼稚園(3~5歳)を利用することができ、国は年齢に応じて保育料または幼児学費を支援する。
保育園や幼稚園を利用していない児童については、養育費の負担を軽減するための両親給付(現金)、家庭養育手当を支援する。
保育園は満0歳から5歳以下の子どもが通える機関である。子どもが保育園に通う場合、政府は保 育料を支援している。
保育園を利用する就学前の満0歳から5歳の子どもは、次の事項に該当する場合、保育料の支援が 受けられる。
区分 | 支援単価 | 障害児保育料 | 備考 |
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満0歳の保育料 | 499,000 | 532,000 | - |
満1歳の保育料 | 439,000 | ||
満2歳の保育料 | 364,000 | ||
満3~5歳の保育料 | 280,000 |
保護者(両親およびその他保護者)は、邑・面事務所または洞住民センターを訪問して申し込むか、Bokjiro(福祉RO)(www.bokjiro.go.kr)からオンラインで申し込むことができる。但し、非登録障害児が障害児保育料の支援を申し込む場合は、訪問申込のみ可能(オンライン申込は不可)
社会保障給付(社会サービス利用券)の申込(変更)書、延長保育申込事由書および延長保育必要事由別証明資料、 アイヘンボク(子ども幸福)カードの発行申込、個人信用情報の照会・提供・利用同意書
保育料の支援対象者に選ばれると、国民幸福カードが発行される。保育施設を利用する際に、 毎月国民幸福カードで保育料を支払うことができる(親が負担する費用の他に、政府が支援する費用も国民幸福カードで支払う)。
年齢 | 区分 | 支援範囲 |
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満3∼5歳 | 幼児学費 | 国・公・私立幼稚園に通う満3∼5歳の幼児に所得レベルに関係なく全階層支援 |
放課後課程費 | 幼稚園の教育課程後に行われる放課後課程参加者(1日の基本教育 課程を含む8時間(保護者同意時は7時間)以上)に支援 |
区分 | 年齢 | 支援額(月) | |
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国公立幼稚園 | 私立幼稚園 | ||
幼児学費 | 満5歳 | 60,000 | 240,000 |
満4歳 | |||
満3歳 | |||
放課後課程費 | 満3~5歳 | 50,000 | 70,000 |
出産・子育てによる所得の損失を補填し、子どもの発達特性上、主養育者による子育てが重要であることに鑑み、乳児期の子育てを手厚く支援するために両親給付を支給
年齢 | 養育手当 | 年齢 | 農漁村 養育手当 | 年齢 | 障害児 養育手当 |
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24~85ヶ月 | 100,000 | 24~35ヶ月 | 156,000 | 24~35ヶ月 | 200,000 |
36~47ヶ月 | 129,000 | 36~85ヶ月 | 100,000 | ||
48~85ヶ月 | 100,000 |
区分 | 養育手当 | 農漁村養育手当 | 障害児養育手当 |
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選定基準提出 書類 | 保護者または子供名 義の通帳の写し | 農漁業に従事する 世帯の子供 (農業経営体証明書など) | 障害者登録の児童 ‘障害者登録証’ |
満7歳未満の児童の養育負担を軽減し、児童の基本的な権利と福祉の増進を図る。
親の共働きなどによって世話をする人がいない世帯の満12歳以下の児童を対象に、アイトルボミ (ベビーシッター)が訪問するトルボム(子守り)サービスを提供しており、親の子育ての負担を軽減 し、施設保育の不十分さを補うことを目的とする政府の政策事業である。
サービスの利用を希望(申請人名義の国民ヘンボクカード発行)
アイトルボム支援事業のホームページ(idolbom.go.kr)
で会員登録して正会員承認を要請
児童の住民登録上の住所地を管轄する邑·面· 洞の住民センターを訪問し、政府支援を申請 両親共に職場の健康保険に加入しているか、ひと り親家族支援法に基づいて登録された職場の健康 保険に加入しているひとり親の場合、福祉ロ(www.bokjiro.go.kr)のホームページから政府支援の申請 が可能です
アイトルボム支援事業のホームページ(idolbom.go.kr)で会員登録して正会員承認を要請
ホームページから希望する日時に合わせてサービス申請
国民ヘンボクカードを利用の際、本人負担金はカード会社に支払う
*バーチャル口座の利用者は、利用の1日前までに本人負担金を申請者別に 指定されたバーチャル口座に前入金する